2025年4月から、全ての企業に対して65歳までの雇用が完全義務化されました。
働くシニアの皆さんは、60歳以降もそのまま継続雇用で働き続けますか?
それとも、退職して別の会社で働きますか?

40~50代女性社員の本音
65歳までの雇用確保制度を設けることが必須になり、私の会社では定年延長で65歳まで働けるようになりました。
ただし60歳を過ぎると、仕事はそれまでと同じでも給料は7割にダウン。
以前、同じ会社の女性社員3人とカフェでおしゃべりしているときに「何歳まで今の会社に勤めるか」という話題になったことがありました。
ちにみに彼女たちは、私も含め全員がフルタイムの正社員で、既婚・子持ち。

50代のAさん。
「60歳まで今の会社で働くなんて考えられない。もっと早いタイミングで辞めると思う。」
そのAさんに、辞めた後は別の仕事に就くのかと質問したところ、「たぶん、少しは働くと思うけど。」
40代後半のBさん。
「私も、このまま今の会社で65歳まで働くことはないと思う。パートタイマーになってもっと楽な仕事がしたい。」
40代前半のCさん。
「65歳まで働き続けるなんて、考えただけでも気が遠くなる。」
私以外の3人とも、65歳まで今の会社で働き続ける気は全くなし。
むしろ「さっさと仕事から解放されたい」「自由を謳歌したい」と、退職を待ち望んでいる様子でした。
その気持ちは、わからなくもないです。
というのも、以前は私も同じように考えていたから。
だって、家事・育児をしながらフルタイムで働くのって、本当に大変だった。
今でこそ家事・育児に積極的な男性も少なくありませんが、私たちの若い頃は、そういうことは女性が担うもの。
そんな風潮がありました。
だから男女同じようにフルタイムで働いていても、女性の方が負担が大きかったように思います。
一般的には。
大変な思いをして働いてきたんだから、定年後はのんびり自分の時間を楽しみたい。
それを励みにここまで頑張ってきたのに、定年延長で楽しみが先送りされるなんてありがたくもないわけです。
これは彼女たち3人だけでなく、たぶん同世代の女性社員の多くが感じていることかも。
それに彼女たちは夫婦共働きがダントツ多いので、経済的な心配が少ないのかもしれません。
子育てが終わってしまえばそれほど稼ぐ必要もないし、厚生年金がもらえるまでは夫1人が働けば十分と思っているのです。
私の本音

私は定年延長はありがたいし、できれば65歳まで働きたい。
働けばお給料をもらえますしね。
それは何歳になっても、やっぱり嬉しい。
でももっと嬉しいのは、誰かの役に立てていると実感できること。
え?でも再雇用って、社内ではあまり歓迎されないのでは?
そんなふうに思う方もいるかもしれません。
確かに、再雇用になるとそれまでの肩書きもなくなり、社内での立場が大きく変わってしまいます。
自分よりずっと若い上司のもとで働くケースもあり、お互いやりづらい。
上司だって本当は、かつての先輩よりは若い社員が部下になってくれた方がいいに決まってる。
つまり、歓迎はされないかもしれません。
でも、それでいいんです!!( ̄▽ ̄)
周囲にどう思われようと、そんなこと気にするこたぁないんです!!
超・超高齢社会の日本で、シニアが医療や介護のお世話にならず元気に働いているっていうだけで、どれだけ社会のお役に立てていることか。
自分が日本という国に貢献していることに、誇りと自信をもちましょう。
周囲にどう思われようと、図々しく会社にしがみついて働きましょう。
転職や起業という道もありますが、特別なスキルも才能も人脈もない(´;ω;`)ウッ…、そんな私が成功できるほど世間は甘くないことくらい、百も承知。
たとえ今の会社で給料が7割にダウンしたとしても、転職や起業するよりはずっと稼げる自信があります。
( ̄▽ ̄;)・・・
だったら素直に、今の会社に残ったほうがトクではありませんか。
そして仕事以外の時間は、好きなコトや趣味に没頭して存分に楽しむのです。
今まで働いてきて、そしてさらにまだ働くんですから、その分楽しまないとですよね♬
今日もお読みいただき、ありがとうございました。