会社がお盆休みで10日間の休日。
この休みを利用して、今回3日間ほど集中的に片づけと掃除をやりました。
そこで改めてわかった片づけのコツ5つと、3日間の成果をご紹介します。
私なりの片づけ成功のコツ
毎年我が家では、お盆休みには片づけ(物減らし)を、年末年始のお休みには掃除を集中的にやるというのが恒例です。
しかし昨年と一昨年のお盆休みは社労士試験に向けた勉強のため、とても片づけや掃除どころではありませんでした。
昨年の社労士試験後から少しずつ片づけをしていましたが、そのまま放置していた収納スペースもあるので、この夏は3年ぶりに本格的な片づけをすることにしました。
3日間ほど集中して片づけをしてみて、改めてわかった私なりの片づけ成功のコツです。
①収納スペースから片づける
最初に収納スペースの中を片づけて物を減らしておくと、片づけの効率がすごくいいです。
部屋に出したままだった物を収納スペースにどんどんしまえるので、部屋のスッキリ感が断然違います。
「収納スペースから片づける」が、片づけの最大のコツだと思っています。
②片づけは頭を使うと心得る
特に書類などの紙物は、まず内容を確認して要るのか要らないのかを判断し、処分するなら個人情報の記載にも注意をはらわなくてはならないので、とっても頭を使います。
片づけに慣れないと余計に疲れるので、途中で「もうやめた!」と投げ出してしまうこともありました。
でも片づけを習慣にしてわかったのですが、そもそも片づけとは頭を使う、とても疲れる作業だということです。
だから自分が片づけを頑張れるときだけ、片づけるようにすると続けられると思います。
ちなみに私の場合は、休日など時間があるときに、こまめに休みながらどんどん片づける方法が一番はかどります。
気になるところを一気に片づけたくなるときがあるんですよね。
気が向かないときは、一切やりません♪
ただし気が向かないままだと、片づけなくちゃいけない物がたまってしまうので、仕事のある日の夕食後に10分だけ片づける、ということもしています。
10分で終わりそうな場所を見つけて片づけるのです。
これも毎日ではなくて、週に1回くらいのペースでしょうか。
③片づけを習慣にする
以前にもブログに書いたのですが、片づけは料理や洗濯、掃除と同じように、生きるために絶対必要な家事だと割り切っています。
年に1回のイベントではない、ということですね。
物は年から年中、無意識のうちに家の中に入ってくるし、いる・いらないの基準も時間とともに変わります。
だから快適な生活を送るためには、片づけを習慣にして日頃からコツコツやっておくのがベストだと思います。
④収納スペースや収納グッズは最小限に
当たり前のことですが、収納スペースが少ないほど、また収納スペースに入っている物が少ないほど片づけが楽です。
収納スペースはあればあるだけ、そこに物を収納してしまいがち。
しかも収納スペースいっぱいに物をつめこんでしまうと、もうそれを出すだけでも大変になってしまうので、ますます片づけのハードルがあがってしまいますよね。
収納スペースの物を片づけて、不要になった収納ケースや収納グッズがあれば処分してしまいます。
収納スペースの物減らしをすると、片づけの威力を実感できます。
⑤片付けのモチベーションをあげる
モチベーションをあげる方法は人それぞれですが、私は片づけに関する本をよく読みます。
片づけに関する本は10冊ほど持っていますが、片づけの方法を参考にするというより、モチベーションをあげるために読んでいるという感じです。
それと、片づけを習慣にできると、間違いなくモチベーションが高まります。
その理由は・・・
まず片づけをすると、部屋がキレイになるという「成果」を出せます。
次に、キレイな部屋に身体と心が癒されるという嬉しい「報酬」がもらえます。
この「実行」→「成果」→「報酬がもらえる」の好循環によって、片づけを習慣にすることができるんです。
習慣的に片づけをしていれば、片づけの労力は少なくて済むようになり、反対に得られる成果と報酬は大きくなるので、モチベーションがさらに高まるんですよね。
以上が、私なりの「片づけが成功する5つのコツ」でした。(^_-)-☆
私の定年後の理想の住まいは
・物が少ないこと。
・掃除が行き届いて清潔であること。
定年後に理想の住まいで暮らすためにも、体力のある今のうちに片づけを習慣にして、せっせと物を減らしておきたいです。
つづいて、この3日間の成果をご報告します。
1日目は、エアコン掃除と寝具の洗濯
娘がお友達と旅行中で不在だったため、とりあえずはずっと気になってたエアコン掃除から。
エアコン掃除の前に、エアコン下の家具を移動させるのですが、これが結構重労働です。
特に次女の部屋はエアコンの下に机と本棚が置いてあり、またその上にはアクセサリーや化粧品など細かい物が色々置いてあるし・・・((+_+))
汚れ防止のために、寝具は全て洗濯機に放り込んでしまいます。
自宅で洗えないかけ布団は、夫に頼んでコインランドリーで洗ってもらいました。
そしてようやくエアコン掃除。
手順は
①エアコンのフィルターを外して洗ってから、ベランダに干しておきます。
②次にエアコン内部のファンを掃除します。
その方法は、適当な大きさに切った古布にエタノールを染み込ませ、これを割りばしに巻き付けて、ファンを拭いていきます。
布が汚れたら取り替えて、ひたすら拭いていくのです。
猛暑の中、エアコンも使えないので全身汗びっしょり。
③拭き終わったら、ファン内部にアルコールスプレーをして、余分な水分はさっと拭きとってから自然乾燥します。
④洗っておいたフィルターが乾いたらエアコンに取り付けて、内部クリーンを回して完了。
前回のエアコン掃除は半年前でしたが、エアコンの使用頻度が高い次女の部屋のエアコンは、結構汚れていました。
やはり半年に1度は掃除をしておきたいものです。
掃除の後は、とりあえず見た目は綺麗になりました。
ところでこのエアコン掃除の方法はインターネットで見つけたのですが、果たして正しいのかどうか・・・
でも確かに綺麗にはなるし、業者さんに外注すればお金もかかりますからね。
業者さんに支払う分を、自分がもらうつもりでやっています。
ただし熱中症には十分気をつけましょう!
2日目は、リビング・ダイニングの片づけ
前日にエアコン掃除を頑張って、勉強もお預けだったので、とりあえず自分へのご褒美として午前中はカフェで勉強を。
これで午後からの片づけのためのエネルギーを蓄えておきます。
そして午後は、リビング・ダイニングの片づけを開始。
テレビ台やチェストの中のもの(娘の学校からのお手紙や書類などの紙類が多い)を全部出して、いる物といらない物にひたすら仕分け。
書類や保証書などはすごくたまっていたので、1枚1枚確認するのが大変でした。
とっておく物は、目的別・人別にざっくり分けて収納します。
夫が書類や郵便物を色々な場所にしまいこんでしまうので、今回は夫用の収納スペースを確保。(物が減ったので、新たな収納スペースができました\(^o^)/)
夫に「自分のものはここに(ここだけに)入れてね」と、強くお願いしました。
リビングの本棚にある本は、ほぼ私が購入したもの。
気に入った本は何回でも読みたいので、処分するということもあまりしてこなかったのですが、さすがに量が増えすぎたので今回20冊ほど処分。
3日目は階段下収納と寝室のクローゼット
3日目は本格的な片づけをしました。
階段下収納にはこの家に引っ越してきた時の段ボールがそのまま入っており、とりあえずの物もここにぽんぽん入れていました。
なので、段ボールの中には過去の思い出の品や写真のほか「とりあえずの物」がぎっしり。
今回はこれを整理しました。
まずは自分や夫の写真を、とにかくたくさん処分して量を減らしました。
自分たちの写真は、自分たちで処分してしまうのが一番です。
家族の記念写真は、サイズがコンパクトなものはリビングの本棚に収納して、みんながいつでも見られるように。
夫は「箱の中にしまっておく方が汚れないんじゃない?」と言ったのですが、「でも写真は見るためのものでしょ?」と私が言うと、納得してくれました。
また、娘たちが幼いころに描いた絵やカードは、クリアポケットファイルに入れてダイニングのチェストの中に。
娘が通っていた保育園の記録も、同じ場所に収納しました。
これは親である私たちが、時々眺めて楽しむために。
今回も久しぶりに眺めて、幼かった娘たちの無邪気な笑顔を思い出して、胸がキュンとなりました。
「とりあえずの物」は、ほぼ処分することに。
階段下収納は、そのほかひな人形やお正月用の羽子板が占めています。
スペースはとりますが、これは娘たちが生まれたときに実家の両親が送ってくれたものなので、大切にとっておきたいです。
リビングにあったゲーム類は、娘たちが幼い頃はよく一緒に遊んだものですが、今は使うことがありません。。
でも夫が処分することに反対したので、とりあえず階段下収納の空いたスペースに。
つづいて2階へ。
寝室のクローゼットに入れておいた、娘たちが昔使っていたリュックサックや防災頭巾。
「いつか使うかも」と思ってとっておいたのですが、使うはずもないので今回処分することに。
寝室のクローゼットにはこのほか、冬用の布団や替えカバー、タオル類のストック、成人式の着物、あとはパパの私物など、どれも必要な物ばかりなのでこれで完了。
片づけて空いた2階の収納スペースに、水やトイレットペーパーなどの備蓄品を収納できました。
ほかにも、キッチンや玄関収納もチェックして、使わない保存容器、履かない靴などを処分。
フルタイムで働いているので、おかずの作り置きに保存容器は必需品です。
これで家の中の収納スペースを、ひととおり片づけ終わりました\(^o^)/
普段から片づけていたつもりですが、いや~思っていた以上にたくさんの不要品が出てきました。
食品のストックなどは賞味期限切れのものがたくさん出てきて、反省しました。
一体どうしてこんなに買ってしまったのでしょうか・・・
ゴミの回収日までは、リビングや洗面所に不要品を一時置きしているので、何だか落ち着かない反面、「これだけ不要品を減らせたんだわ~♪」という達成感も得られます。
今回は特に収納スペースという、普段は目に見えない場所を片づられて、物がどこにどれだけしまってあるのか把握できたのも良かったです。
適正な在庫管理は会社の経営上とても重要ですが、これは家庭でも当てはまりますね。
家中の在庫管理ができていれば、買い物のムダ、スペースのムダがなくなります。
もう少し物を減らせそうな気もしますが、そこはこれからの定期的にチェックで考ていけばいいかなと思っています。
さて、3日間頑張ったので、明日はのんびりするぞ~(^^)v
最後までお読みいただき、ありがとうございました。