社労士試験の受験生の皆さん、おつかれさまです。
年末年始のお休みは、社労士試験の受験生の皆さんにとっては、勉強に集中できる貴重な時間でもあります。
私は社労士試験に独学で挑戦し、2回目で合格することができました。
その経験から、この時期から5月頃までの、社労士試験勉強のコツについて書きます。
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
※9~12月までの勉強法は、こちら。
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社労士試験 独学で合格する勉強のコツ

1月~5月にやったことと勉強時間
この時期までは市販の基本書(私は「ユーキャンの社労士速習レッスン」)の読み込みを、簡単な問題集(私はTACの「みんなが欲しかった!社労士の問題集」)を解きながら進めてきました。
「みんなが欲しかった!社労士の問題集」は、基本書に書かれてある基本的なことを理解するにはちょうど良いのですが、知識を社労士試験に合格できる応用レベルまで引き上げるには、さらに別の対策が必要です。
そこで、ここからは
①「みんなが欲しかった!社労士合格のツボ 択一対策」(TAC出版)
②過去問「よくわかる社労士 合格するための過去10年本試験問題集」(TAC出版)
この2冊を、交互に繰り返しました。
これを試験本番までには最低5回ずつ(できればもっと)繰り返せると良いです。
どちらの問題集もかなりのボリュームなので、1周するのに初めは時間がかかりますが、繰り返すうちに問題を解くスピードも速くなりますので、5回繰り返すのは難しくありません。
1月から5月までの私の1日の勉強時間は、平均すると平日1.5時間、休日7時間くらいでした。
この時期は、自宅で夕食をとるときも問題を解いていました。
問題を解くときのコツ
問題集を2回目、3回目と解いていくと、自分が解ける問題と解けないな問題が明らかになってきます。
私は自分が解ける問題には「OK」と書き、苦手な問題には解いた日付(「1/6」など)を書くようにしました。
初めは苦手だった問題でも、理解できて解けるようになったら「OK」と書いておきます。
こうしておくと、自分が間違えやすい問題には日付がたくさん書き込まれるので、問題集をひらくと自分の弱点がすぐに目につきます。
社労士試験は苦手な科目をつくらないことがとっても重要です。
特に試験直前になって弱点補強をしようとするときに、どこが弱点なのかすぐわかるようにしておくことは、限られた時間で効率的に勉強するためにはとても大切です。
問題を解くたびに書き込んだ日付などは、試験直前にこそその威力を発揮して、効果的な復習の援護をしてくれるはずです!
ただし、これだけの量の問題を繰り返しても、基本書の全ての内容を網羅できるわけではないことを強調しておきます。
問題を解いた後は、単元ごとに基本書を丁寧に読み込むことが必須です。
私は1回目の受験は残念ながら不合格だったのですが、基本書の読み込みが足りなかったことが敗因だったと感じています。
特に基本書の「赤字」「太字」の部分は、必ず頭に入れておきましょう。
最大の悩みは「仕事が忙しくて勉強時間がない!」
仕事をしながら社労士受験をするとき、最大の悩みはコレ、
「仕事は忙しくて、勉強する時間がとれない」
これに尽きるのではないでしょうか。
私も繁忙期は定時退社など夢のまた夢。
残業してようやく帰宅しても、夕食の支度や洗濯におわれ、勉強したくてもできないジレンマに苦しみました。
しかし、こればかりはどうしようもありません。( ̄▽ ̄;)エッ
家事は家族に協力してもらうか、どこまでも手抜きしましょう。
スキマ時間を見つけて、短時間集中して勉強しましょう。
社労士試験の合格者の多くは、会社員や公務員などフルタイムで仕事をしている方たちです。
「勉強する時間がとれない」という条件は、みな同じなはず。
だったらその条件のなかで、できることをやったもの勝ちです。
私も残業した後、30分だけカフェで勉強してから帰宅するようにしてました。
(この時期、この一杯のカフェオレが私のささやかな楽しみでした。)
食事中も勉強、通勤の電車やバスの中でも勉強、家族での旅行のときも1人留守番して勉強しました。
ここから8月の試験まで、長いようで本当にあっという間です。
受験生の皆さん、どうか体調に気をつけて、頑張ってください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。