定年後に必要なお金は、日々の生活費だけではないですよね。
家の修繕、子どもの結婚、突然のケガや病気など、試算してみたら驚きの金額でした。
「思わぬ出費で老後の資金が枯渇した・・・」
なんてことにならないために、定年後の資金計画では一時出費への備えも忘れないようにしたいものです。

日々の生活費以外にもこんな出費が・・・

我が家は普段から、車も持たず外食や旅行も少ないシンプルライフ。
持ち家で家賃はかからないし、子どもの独立で教育費もかからなくなれば、定年後は年金だけで充分暮らせるのでは、と思っていましたが、一時出費の金額を試算してみて驚きました。

①家のメンテナンス費用

我が家は建ててから12年目になりますが、10年目のときに給湯器の交換工事をしました。
そのときかかった費用が70万円!
90歳までこの家で暮らすと考えると、あと3回は給湯器の交換をしなければならないので、これだけで200万円以上かかる計算です。

そのほかに外壁の塗り替えや屋根の修繕。
もちろんこれも1回やれば終わりではなく、定期的に行う必要がありますよね。
90歳まで生きるとすれば、あと2回くらいでしょうか。
それから水回りの設備や、床・クロスの張替えも・・・

と、こう考えると家のメンテナンス費用だけで、なんとトータル1,000万円以上
って、すごい金額じゃないですか?Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

考えてみれば家だってマンションと同じ。建物をいい状態で保つためには定期的な修繕が欠かせないのは当然ですよね。
これは「メンテナンス積立金」という固定費として、毎月25,000円を積み立てるという方法もありかなと思いました。

25,000円×12カ月✖35年=1,050万円

快適な暮らしには、お金がかかるんですね・・・(-_-;)

②子どもの結婚資金

私自身の結婚式の費用も親が出してくれたので、私も娘たちには援助してあげたいと思っています。
結婚するのか、結婚式をあげるのかもわかりませんが、もしものときに援助できるように。
金額は、娘2人分として400万円を考えています。

③大型家電

家のメンテナンス費用だけでなく、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などの大型家電の定期的な買い替えも必要ですよね。
まとまった金額になりそうなので、これも一時的な出費と考えます。
家電製品1台につき10万~15万円のものをあと3回買い替えるとして、130万円くらい?
いえ、物価が上がっているかもしれないので150万円とします。

④介護費用

ずっと元気で暮らせるならいいのですが、そうとは限らないから悩ましいですよね。
介護保険のほかに、保険が適用されないサービスもたくさんあるようです。
娘たちの負担にならないように、お金で解決できることはお金を使って乗り切りたい。
老人ホームに入居することもあるだろうし、選択肢も様々です。
こればかりはいくらかかるのかわからないですが、当面の費用として300万円くらいは備えておきたいと思います。

一時的な出費に約1,900万円!

これら①から④までの金額を全部あわせると、なんと1,900万円!
一時的な出費に備えようとすると、日々の生活費のほかにこれだけ準備しておく必要があるのです。

もらえる年金の額に見合った生活さえ心掛ければ、「老後2,000万円不足問題」の心配は不要では?と思っていましたが、年金だけでこれら全てをまかなうのはやはり無理があります。

そうなると夫婦二人の退職金は一時出費のために全て貯金。できれば現役の今のうちに、少しでも貯金額を増やしておけば、安心感が増します。
65歳までは働いて生活費を稼ぎ、退職金にはなるべくてをつけないように。
65歳からは年金がもらえますが、元気なうちは少しでも働いて収入を得たいですね。

我が家の資金計画は、今のところざっとこんな感じです。

「備えあれば憂いなし」
今からできることを考えて、少しずつでも行動しようと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

投稿者

ひよこ豆

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